女性に対する暴力のない世界へ
皆様のご寄付でご支援をお願いいたします。
世界では、3人に1人の女性や少女が配偶者等からの暴力を受けています。
さらに、コロナ禍で、電話による相談が5倍に増えました。女性と少女に対する暴力とは、家庭内暴力、女性性器切除(FGM)、人身取引、児童婚、更にインターネットによる言葉による暴力、セクハラ、ストーカー、痴漢、マタハラなども入れると、被害経験のない女性が少なくなります。
女性と少女に対する暴力の世界的なコストは、世界の国内総生産(GDP)の約2%、つまり165兆円と推定されています。女性に対する暴力をなくすことは、人権問題をなくすことだけでなく、経済効果につながるのです。
このように女性と少女に対する暴力は私たちの生活の根幹にかかわる大問題です。UN Womenは設立当初からこの問題に取り組んでいますが、解決にはまだ長い時間がかかります。安定した資金も必要です。
皆様のご寄付で世界を変えられます。ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
● 数字で見る女性と少女に対する暴力
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世界の女性の3人に1人は
暴力の被害者 -
1日1.9ドル以下で暮らす
貧困層の70%は女性 -
非識字者の
60%以上が女性 -
人道支援が必要な人の
75%以上が女性と子ども -
妊娠・出産で1日800人以上が死亡、その94%が途上国の女性
- *女性の35%が親密なパートナーによる暴力やパートナー以外からの性暴力を経験しています。また、女性の70%が、一生の間に親密なパートナーからの身体的暴力や性暴力を受けているという調査もあります。
- *世界的に見て、7億人の女性が18歳以下で結婚しています。そのうち3分の1以上(2.5億人)は15歳にもならないうちに結婚しているのです。
- *世界で確認されている人身取引被害者の約半分は成人女性です。少女も加えると女性割合は70%にも上ります。しかも子どもの人身取引被害者の3人に2人は少女です。
- *少なくとも2億人の女性と少女が、アフリカ、中近東、アジアなどの30カ国で女性性器切除(FGM)を施されています。
- *欧州連合では、10人に一人の女性が、15歳以降サイバーハラスメントを受けたことがあると報告しています。これには、不快で卑猥なemailやSNSのメッセージを受け取ったり、SNS上で不適切に言い寄られたりすることが含まれます。
- *コロナ下で暴力が増大し、ヘルプラインへの女性からの電話は最大5倍増えました。
サラの物語
クレジットUN Women(国連女性機関) 日本語仮訳 UN Women日本事務所
〈「女性に対する暴力撤廃国際デー」および「女性に対する暴力撤廃16日運動」〉
11月25日は、国連が定める「女性に対する暴力撤廃国際デー」です。国連では、この日から「人権デー」の12月10日までを「女性に対する暴力撤廃の16日運動」として、この問題に対する認識を高めるためにグローバル・キャンペーンを行っています。この期間、世界中がキャンペーンのシンボルカラーであるオレンジ色で染められます。
2023年
「女性に対する暴力撤廃国際デー」
オンライン・セミナー開催
「アジア太平洋地域におけるUN WomenおよびJICAの取り組み」
〜女性や少女に対する暴力の根絶に向けて、
わたしたちができることを一緒に考えてみませんか?〜
11月25日は、国連が定める「女性に対する暴力撤廃国際デー」です。国連ウィメン日本協会では、「女性に対する暴力撤廃国際デー」に合わせて2023年12月3日(日)に「アジア太平洋地域におけるUN WomenおよびJICAの取り組み」と題して、オンライン・セミナーを開催します。
プログラム
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①「UN Womenのアジア太平洋地域における司法アクセス事業やジェンダーに基づく暴力分野の取り組み」
田中香苗氏 UN Womenアジア太平洋地域事務所 司法セクターリエイゾンオフィサー
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②「パキスタンにおける暴力被害当事者の女性と少女のエンパワーメントに向けて」
宇佐美茉莉氏 JICA長期専門家
あなたの寄付は、UN Womenへの支援を通して、
世界の女性と少女が能力を発揮し、可能性を開き、
希望の未来を手にする社会をつくります。
あなたの寄付で出来ることの例
- * 2,000円でUN Womenが世界中で主導する「女性に対する暴力撤廃デー」キャンペーン(11月25日―12月10日)を支援できます。
- * 3,000円で「誰も取り残さない」をモットーに、弱い立場にあって支援が届いてない女性グループを支援できます。
- * 7,000円で、暴力の被害者に医療サポート、カウンセリングなどの心理的サポートを秘密裏に提供できます。
- * 7,000円で東・南アフリカの少女一人が、サイバーバイオレンスについての研修に参加できます。
- * 15,000円で暴力被害者が必要とする緊急支援を提供できるワンストップセンターに資金を出すことが出来ます。
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領収書は再発行できませんので、大切に保管くださるようお願い申し上げます。
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女性と少女の地位向上に取り組んでいます。