COVID-19最前線で活躍する女性 達の声:第5話:ゼヴォニア・ヴィエイラ、ジャーナリスト、東チモール

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2020年5月19日

ゼヴォニア・ヴィエイラ、東チモールジャーナリスト協会会長

ゼヴォニア・ヴィエイラは東チモールジャーナリスト協会会長で、COVID-19感染が発生した最前線から毎日リポートしています。「私はいつもジャーナリストとして情報を一般の人たちに提供する義務を負っています。人々は信頼できる情報を求めているからです」と彼女は言っています。

世界中の国がこの病気の蔓延を抑えようと戦っている中で、ゼヴォニアのようなジャーナリストは毎日信頼できる情報を入手して、一般の人たちに推奨できる予防法を伝えようと自分の身を危険にさらしています。

東チモールは3月の終わりに緊急事態宣言を出しました。政府は続いてソーシャルディスタンシング令(人と人の間に物理的距離をとる命令)も出して最前線で働く人に保護具がいき渡るようにしました。東チモールのジャーナリストは政府に対して、仕事をしている間ソーシャルディスタンシングを保てるよう、十分なスペースと適切なインフラを持つメディアセンターを提供するよう要求しました。

ゼヴォニアはまたシングルマザーで家族の大黒柱です。この危機の間、仕事とケアの担い手としての役割のバランスをとるのは大きなチャレンジです。これは他の仕事を持つ親にとっても同じことです。「一日仕事をして家に帰ると、やさしく家族の世話をしなくてはなりません。息子が寝るまで一緒にいてあげることも必要です。その後夜遅くなってからやっと書く仕事にとりかかれるのです」と彼女は言っています。

ゼヴォニアは仕事に全力を注いでいますが、正直疲れてもいるのです。この危機を乗り切るには政府と連携することがカギになると述べています。

国連ウィメン日本協会からの緊急支援のお願い

国連ウィメン日本協会は、世界で活動するUN Womenを支援するため、新型コロナウイルス感染症の打撃を受けやすい、最も脆弱な女性・少女が救われるように、そして世界中の女性に安心と希望が届けられるよう、皆様からの支援をお願いしています。新型コロナウイルス感染症の収束がジェンダー不平等の終焉にもつながることを切に願って止みません。皆様のご厚志を賜りたくよろしくお願い申し上げます。 

国連ウィメン日本協会 理事長 有馬真喜子

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カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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