2022年国際女性デーのテーマ「持続可能な明日のための今日の平等 国際女性デー2022」

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2021年12月14日

2021年12月3日

‎ 2022年3月8日の国際女性デー(IWD 2022)のテーマは、「‎‎持続可能な明日のための今日の平等‎‎」で、具体的には、気候変動への緩和・適応への対応を先導している世界中の女性と少女の貢献を認識して、すべての人々にとって更に持続可能な未来を築くことです。‎ 

気候変動と災害リスク削減に向けてジェンダー平等を推進することは、21世紀最大の世界的課題の一つです。

気候変動と持続可能性の問題は、環境、経済、社会発展に深刻かつ永続的な影響を及ぼし、今後も続いています。最も脆弱で疎外されている人々は、最も強い影響を受けています。女性は、世界の貧困層の大半を占め、気候変動に最も脅かされている天然資源に依存しているため、男性よりも気候変動の影響に対して脆弱であるという認識がますます強くなっています。

同時に、女性と少女は、気候変動の緩和と適応のための効果的で強力なリーダーであり、チェンジメーカーです。彼女たちは世界中の持続的イニシアチブに関与しており、彼女たちの参加とリーダーシップはより効果的な気候のための行動に繋がります。女性と少女が発言し、気候変動と持続可能性に関連する意思決定において平等なプレーヤーになる機会と制約を引き続き検討することは、持続可能な開発並びに、さらなるジェンダー平等にとって不可欠です。今日、ジェンダー平等がなければ、持続可能な未来と平等な未来は、私たちの手の届かないところに残されます。

「持続可能な明日のための今日の平等」をテーマにした国際女性デーの国際会議は、2022年3月8日(火曜日)午前10時から午後11時30分(EST)にハイレベル・バーチャルで行われる予定です。国連事務総長、国連総会議長、女性の地位委員会委員長、UN Women事務局長、ジェンダー平等や気候変動活動家、著名人が参加します。その後、ハイレベルのパネルディスカッションとミュージカル・パフォーマンスが行われます。

国際女性デーのテーマは、第66回国連女性の委員会(CSW66)の優先テーマ「気候変動・環境・災害リスク削減に関する政策プログラムにおいて、ジェンダー平等とすべての女性と少女のエンパワーメントを達成する」と同じです。

2016年に起きた過去30年間で最悪の干ばつに苦しんでいたマラウイにおける干ばつ耐性豆の試験栽培 写真:CIAT/NeilPalmer.

英文はこちら→

https://www.unwomen.org/en/news-stories/announcement/2021/12/international-womens-day-2022-equality-today-for-a-sustainable-tomorrow

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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