田中由美子理事のご逝去を悼む

2023年10月31日

国連ウィメン日本協会理事の田中由美子様が、9月26日に突然、逝去されました。

田中理事は、2002年から国連ウィメン日本協会の前身の国内組織といえるユニフェム国内委員会理事で、引き続き2010年のUN Womenの発足とともに、国連ウィメン日本協会が発足した時から継続して理事に就任して下さり、当協会の運営、広報活動などのために幅広く貢献してくださりました。

ご逝去の前日まで、田中理事を中心に日本協会をこれからどう発展させるか一緒に検討しておりましたので、突然のご逝去を自分としては認めることができず、ご報告が遅くなりました。

田中理事は、JICAシニア・ジェンダーアドバイザー及び城西国際大学特命連携教授としてご本務もお忙しい中で、国連女性の地位委員会の日本代表として2018年から毎年3月に開催される委員会に参加され、それに付随して、様々なNGOなどが依頼していた報告、講演依頼にも真摯に対応してくださっていました。さらに、JICAにおけるジェンダー主流化のために後輩のご指導、男女共同参画と災害・復興ネットワーク副代表、ケア・インターナショナルジャパンなどNGOの理事、アドバイザー、など幅広く活動をしておられました。ただ、これらの活動は、私が知っている限りですので、さらに幅広く多様な活動をしておられたご心労が、突然のご逝去につながったのではと、心を痛めております。

9月25日に田中由美子様のご尽力で開催できた勉強会に参加した理事は、本協会にとっても大きな改革をしなければいけないという思いを強くしています。

生前の田中由美子理事のご貢献に感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。

国連ウィメン日本協会
　理事長　橋本ヒロ子

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