女性に対する暴力撤廃国際デー・キャンペーン:ご寄付のお願い

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2019年11月2日

インターネットで呼びかけて集まり「女性に対する暴力根絶」を訴える人たち(ウクライナ)

今年のテーマは、RAPEに立ち向かおう! 世界中で女性が日常的に受けている性的暴力の撤廃に向けて、皆さまのご支援をお願い致します。皆さまからのご寄付は、「女性に対する暴力撤廃国連信託基金」に拠出し、暴力撤廃に向けたプロジェクトの活動資金とさせて頂きます。

オレンジ色は、暴力のない明るい未来を象徴するキャンペーンの色。キャンペーン中に、オレンジ色を使って、女性に対する暴力撤廃運動に協賛し、参加していることを示しましょう!

「女性に対する暴力撤廃国連信託基金」のプロジェクト例

  • ケニアの地方の村では未だ女性器切除(FGM)や児童婚の様な有害な伝統的慣習が実施されており、FGM実施率はケニア全体で21%に対し地方の村では71%にも上ります。 UN Womenは、この状況を改善するため、村のコミュニティの世話役に対する教育トレーニングの実施やFGM経験者の医療・心理カウンセラーへのアクセス強化のプロジェクトを実施し、成果を挙げています。プロジェクト実施後に面接した村の女性達の45%は、女性に対する暴力防止の法令等が適切に執行されていると答えたのに対し、プロジェクト実施前はこれが僅かに11%でした。
  • トルコでは未だ女性に対する暴力が多く、女性の10人に4人が身近なパートナーからの身体的・性的暴力を生涯で経験するとのことです。UN Womenは、父親支援プログラムを実施し、父親としての責任、怒りのコントロール方法や家庭内のジェンダー平等などにつきトレーニングを行い、父親の意識や行動パターンの変革を目指しました。このプログラムに参加した男性の43%は、子供や家事に対する責任が強くなり、暴力以外のコミュニケーション方法を選ぶようになり、家庭内暴力の減少がみられました。父親の意識の変革を目指すこのプロジェクトは、ジェンダー平等のために立ち上がる国レベルの男性ネットワークになりつつあります。

ご寄付はこちらから

https://www.unwomen-nc.jp/donation/

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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