「女性に対する暴力撤廃国連信託基金 2017年次報告書」が発表されました

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2018年7月27日

国連ウィメン日本協会は昨年5月に、皆様からの支援金の中から100万円を「女性に対する暴力撤廃国連信託基金」に寄付いたしました。

その国連信託基金より「2017年次報告書」が刊行され、このほど本部よりメッセージが送られてきましたので、以下にご紹介申しあげます。

報告書には世界中の女性、少女に対する暴力の防止と撤廃のために活動してきた結果、その対象となった女性たちの生活変化につながったと強調しています。また、この報告書は投資を増大したこと、対象者の数を増やしたこと、サポートを受けた女性たちの生活持続を確保するための努力がなされたことなど、について示すことも目ざしています。

2017年には国連信託基金による支援プロジェクトは世界80カ国・地域で実施され、女性や少女に対する暴力を防止、撤廃させるために何をすべきかについて、知識を高めている中枢の人々に対しても働きかけてきました。昨年のプロジェクトの対象者は、女性、少女、男性、少年、政府関係者、パブリックなど、6,362,155人に上りました。少なくとも340,833人の女性と少女が支援サービス、自立のための活動(エンパワメント)、暴力からの保護などの恩恵を受けました。

2017年、国連信託基金は特に最低限の、不当な生活を強いられている地域やグループの女性や少女に対して、支援が届くようにしてきました。彼らは農村や田舎での環境下で、差別、貧困、孤立といったチャレンジに対面しているのです。国連信託基金から直接の援助を受けている人々は、たとえば、障害者、レスビアン、同性愛者、性転換の女性、土着民女性、難民・国内難民女性、少女などです。

女性や少女に対する性的暴行や差別についての透明性が高まっている最近の状況下では、その認知度の向上を活用し、国連信託基金は世界中の女性、少女のために、系統だった、継続的変化を促進することに努めてまいります。

今後も女性に対する暴力撤廃国連信託基金とその受託者(対象者)に対して皆様方から引き続きご支援を賜りますたくお願い申し上げます。

女性に対する暴力撤廃国連信託基金

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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